本日はスペインの北に位置するアストゥリアスのお酒、シドラのご紹介!!
シドラ ナトゥラル トラバンコ
スペイン・アストゥリアス産のリンゴで造ったリンゴ酒。
リンゴを栗の樽で自然発酵して造られたガス無しリンゴ酒。グリーンフルーツや乾燥させた花の香りのニュアンスを感じる香りで、心地よい酸味と柑橘系フルーツの爽やかな味わいです。
ボトルで注ぐ場合、『エスカンシアール』と呼ばれる独特な注ぎ方があります。ポイントは3つ、「落とす・壊す・起こす」です!
注ぎ方、You Tubeにてアップしております。宜しければご覧下さい。
チャンネル名 スペインの風BR-M エスカンシアール
ボトルを右手で頭上高く上げ、左手で腰より下の位置に構えた『アストゥリアス・グラス』と呼ばれる大ぶりのグラスの内側の壁にシドラを「落とし」ます。すると勢いよくグラスにぶつかって「壊された」シドラは大量の空気を含み泡立ちます。これはただのパフォーマンスではなく、こうすることによってシドラ本来の眠っている味と香りが「起こされ」驚くほどまろやかになり、グラスに泡がある状態が1番シドラの芳醇な香りを楽しめるんです!それを一気に飲み干す…のが理想ですが、飲みきれなくて少し残ってしまったものは、香りが飛んで美味しくないと考えられていて最後に捨ててしまうのが本来の伝統的な飲み方なんです。
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【 ワインをすする?? 】
ワインは本来自由な飲み物です。
あまりにも自由すぎるから、色々な作法のようなものが、まことしや
かに流れます。
その中でも、誰もが「してはいけない」とされている事があります。
これは確実です。
それは
「すする」
ズルズルズズッ~と吸うことです。
公式的な所では、ワインが口の中に落ちる位置を、ワインのスタイル
によって、グラスで使い分けているのです。
折角の心遣いも、すすってしまえば、落ちる場所は同じになってしま
います。
だからソッと流し込むのが理想なのです。
テイスティングでもジュルジュルと音を立てている方がいらっしゃい
ます。あれは、飲み込んだと仮想して副鼻腔からの香りを確認している
のです。
そのまま飲み込んでしまっては、ジュルジュルの意味がないですね。
私の場合はグピグピ流しこんでしまう傾向があるので、
注意していますが、こればかりは癖なもので、、、
次回もメルマガをよろしくお願い致します。
素敵な週末をお祈りいたします。
2017年3月3日
By 店長